歯を全て失っている場合、総入れ歯を利用するよりもオールオン4を利用することを検討すると良いでしょう。
総入れ歯は健康保険が適用できるので費用の負担が少ないというメリットがありますが、噛み心地が悪く、見た目も不自然になります。
顎の骨に対する刺激もないため骨が吸収されてしまい、歯茎が痩せてしまうなどの問題があります。
オールオン4はインプラント治療であるため噛み心地が良く、見た目にも違和感を感じず、歯茎が痩せることもありません。
インプラントは健康保険が適用できないので費用負担が気になるところですが、4本のインプラントで全ての歯を支える方式であるため負担が抑えられているのでオススメできる治療方法です。

インプラントの本数が減ったことで負荷が大きくなり、折れたり顎の骨が耐えられないということはありません。
使用するのは長いインプラントになり、顎の骨に対して斜めに埋め込むことで厚さを確保します。
これにより通常のインプラントであれば骨移植が必要となる状態の人でもそのまま治療を受けられるため、事前準備のための費用や期間が必要ないこともオススメできるポイントです。
埋め込む際にはシミュレーションして力が均等に分散されるようにしています。

4本では不安な場合、6本にすることもできます。
これは顎の骨の強度が足りないと判断されたときに行われることもありますが、数が増えることで負荷が減るので安全性を高めることができます。
日本人の顎の骨は強くないため、このようになるケースも少なくありません。
ただし、費用も高くなるので必須ではない場合は費用と安全性のどちらを重視するかで決めましょう。

オールオン4は総入れ歯のように取り外して手入れをする必要はありませんが、歯磨きや定期的なメインテナンスは行わなければなりません。
インプラント自体は虫歯になりませんが、口内を清潔にしていなければ歯周病などのトラブルになることはあり、これが寿命を縮めることになります。
また、噛み合せが悪いときも力が集中して破損する原因になるため、歯科医に定期的に確認してもらい、違和感がある場合は相談して調整してもらいましょう。
正しく扱えば10年以上使うこともできます。

オールオン4もインプラントなので総入れ歯と比べると費用が高額になるため、利用しにくく感じるところはありますが、機能面でメリットが大きいです。
支払いが難しい場合はデンタルローンを使えば利用しやすくなります。
費用が安くなるわけではありませんが、歯科の治療に用途が限定されているので低金利で借りられるローンです。