部分入れ歯を付けたまま寝る男性

部分入れ歯は部分的に失った歯を補うためのもので残っている歯を支えにして装着します。
総入れ歯とは違い、部分的に入っているため外し忘れてそのまま寝てしまったり、ケアの面倒くささから外さず付けたまま寝てしまう方もいます。
しかし、部分入れ歯を付けたまま寝るのは大変危険な行為です。
その理由について説明します。

部分入れ歯は総入れ歯と違いサイズが小さいため、睡眠中にふとした時に外れてしまうと誤飲してしまう危険があります。
誤飲してしまうと、喉に詰まってしまい窒息のおそれがあり大変危険です。
口の中や喉を傷つけてしまうおそれもあります。
また、もし誤って飲み込んでしまった場合、体内では消化することができないため体調不良を引き起こす可能性もでてきます。
入れ歯の固定するために付いている金具などで胃や腸などの内臓を傷つけ出血してしまう恐れもあります。
そうなった際は、胃や腸の内視鏡で取り除いたり、最悪の場合は手術で除去するケースもあり体への負担が大半大きくなってしまいます。

入れ歯を外さずに寝ると入れ歯やその隙間に細菌が増殖し口腔内が不衛生になってしまいます。
いくら歯磨きをしても、入れ歯をしたままの歯磨きは細かいところが磨けず汚れの塊となりその汚れが細菌のエサとなってしまいます。
特に寝起きのお口の中の細菌は30億ともいわれ、不衛生な口腔内だと更に多くの細菌が増殖していると言えます。
口腔内に増殖した細菌は他の歯の虫歯の原因になります。
口腔内の不衛生は口臭や口内炎の原因になるほか、細菌の増殖した唾液をむせ込んでしまうと肺炎の原因にもなるのです。
また、増殖した細菌により歯茎の炎症や歯槽膿漏になるおそれもあります。

また、部分入れ歯を付けたまま寝てしまうと、歯茎への負担大きくなり歯肉炎を引き起こしてしまう危険とあります。
特に歯ぎしりをする方は無意識のうちに部分入れ歯にも力が入ってしまい歯茎に炎症が出てしまうこともあります。
そうなってしまうと、歯茎への痛みや出血も伴い部分入れ歯を装着することができず日常生活に不便が出てきてしまいます。

以上のことから、寝る前には必ず外して寝る必要があることをご理解いただけたでしょうか。
外した歯は、歯ブラシや専用のブラシでよく磨き、洗浄や消毒で清潔に保つ事も必要となってきます。
正しいケアを行うことで、その他の健康な歯も守ることに繋がりますので、寝る時は必ず外すよう心がけが大切です。